門出

結婚披露宴内の人前式

披露宴の中で人前式を行いたいと考えている皆さま、披露宴の最中の人前式は難しいというイメージがありますが、そういったことはないのでご安心ください。
披露宴のさなかの人前式ですが、まずは流れについてです。

まずはゲストの皆様にバージンロードに立ってもらい、うち12人にバラを持ってもらいます。
その後、新郎が一人で登場、バラを受け取っていきます。
その先には新婦が父とともに待っていますので、新郎がバラとともに新婦にプロポーズします。

誓いの言葉を2人で読み上げ、制約を交わします。
その後は結婚指輪を交換し、誓いのキスをします。
最後はゲストの承認があります。これは皆様で拍手を行い、承認するといった形です。
そのあと閉式の辞を述べ、終わりといった流れになります。

式自体は10分から15分で終わる内容となっています。
式自体は厳かな、形式に沿った形で行われるものもあれば、終始アットホームな雰囲気で行われるものまでさまざまです。
この式では、ひとつひとつの動作が大事なものとなりますが、その中でも交わされる誓いの言葉、新郎新婦、またその家族にとっても本当に大事な言葉となります。

誓いの言葉としては、新郎から新婦の両親への宣言、新婦から新郎への両親への宣言、ゲストに向かって読み上げる、誓いの言葉と、3つの言葉を言うような形になります。
参列した人の立場としては、証人として式に立ち会う形になりますので、結婚をリアルに意識して、祝っている形になるでしょう。

あまり普段は意識されないかもしれませんが、人前式に関してはBGMが重要な役割を果たします。
新婦入場の際、新郎入場の際とではそれぞれBGMが異なり、また開会の辞と閉会の辞でもそれぞれBGMは異なる場合があります。

厳かな雰囲気を出すもよし、アットホームな雰囲気で進行するもよしです。
2人の意志決定と、家族の思いが合致したのであれば、人生で一番印象に残る人前式になるよう、しっかり準備していきましょう。