門出

神前式のあとの結婚披露宴

神前式は、日本の伝統的な挙式スタイルなのですが、歴史は浅く、明治33年に行われたのがはじめての神前式といわれています。
そのとき神前式でご成婚されたのが、大正天皇でした。大正天皇のご成婚を通じ、一般市民にも関心が広がっていったのです。

神前式は、主に神社などで行われるケースが多いです。
神前式を行った後、どこで披露宴を行うべきか迷われる方もいるかもしれませんが、最近は披露宴の会場と併設された神社も多いので、ご安心ください。
ホテルとその式内神社の場合も、指定された会場で披露宴を行う流れとなります。
また、中にはセットで申し込みできるところもありますので、神前式のあと披露宴を考えていらっしゃる方は、ぜひセットでの申し込みも考慮してみてください。

神前式を行った後は、お色直しをすることになると思います。
神前式は白無垢で皆さんをお迎えする形になります。
余談ですが、新郎の服装は黒の五つ紋羽織袴になります。
色打掛は朱や赤のほか、刺繍や金箔が随所にほどこされた、豪華な衣装となっています。

白無垢から色打ち掛けへ色直しした後は、ウェディングドレス、カラードレスへと色直しが行われることが一般的です。
但しあまりお色直しの時間が長いと、会場から離れる時間が多くなってしまいますので、あらかじめスケジュールを立て滞りなく披露宴を行えるよう、
スタッフさんと打ち合わせしておく必要があります。

神前式から披露宴への流れは思っているよりスムーズに行えます。
式場やホテルのスタッフさんもその道のエキスパートなので、困ったことは気軽に聞いてみるといいでしょう。
当日にスケジュールは動かせないので、あらかじめ余裕を持ってスケジュールを設定しておくことが大切です。

式典は厳かながら、楽しい雰囲気で行われるものです。
それは神前式も披露宴も同様です。
ですが、いくら親しい友人間で会ったとしても、親しき仲にも礼儀ありです。
最低限のマナーは守り、しっかりした一人の大人として式典に参加しましょう。
こちらに結婚披露宴の流れについてかいてありますのでご覧ください。